弁護士を辞めたいと考える理由とは?辞めるメリット・デメリットと後悔しないための選択肢
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司法試験を突破し、晴れて弁護士になったものの、「この仕事を続けていいのだろうか」と悩んでいる方は少なくありません。

長時間労働や精神的なプレッシャー、思い描いていた仕事像とのズレなど、弁護士特有の悩みは根深いものがあります。

この記事では、弁護士になって後悔しやすい理由や、辞めたいと感じたときの対処法、弁護士のスキルを活かせる転職先まで幅広く取り上げています

今のキャリアに行き詰まりを感じている方は、次の一歩を考えるきっかけにしてみてください。

目次
  1. 弁護士になって後悔する7つの理由
  2. 弁護士はうつ病になりやすいのか
  3. 弁護士を辞めたいと感じたときにまず試すべき3つの対処法
  4. 弁護士を辞めるメリットとデメリット
  5. 弁護士のスキルを活かせるおすすめの転職先6選
  6. まとめ

弁護士になって後悔する7つの理由

弁護士は社会的な信用が高く、収入面でも恵まれた職業というイメージがあります。

しかし実際に働き始めると、外からは見えにくい苦労やストレスに直面する方が多いです。

ここでは、弁護士になって後悔しやすい代表的な理由を7つ取り上げます。

労働時間が長くプライベートの時間を確保できない

弁護士の労働時間は、他の専門職と比較しても長い傾向にあります。

案件の期日に追われ、平日は深夜まで書面作成に追われ、土日も準備や調査に費やすという働き方は珍しくありません。

特に訴訟案件を多く抱える事務所では、裁判所のスケジュールに合わせて動く必要があり、自分の裁量で仕事量をコントロールしにくい面があります。

クライアントからの急な相談にも対応しなければならず、プライベートとの境目が曖昧になりがちです。

「休みが取れない」「趣味や家族との時間がない」という不満は、弁護士を辞めたいと感じる理由のなかでも特に多く聞かれます。

業務量や責任の重さに対して収入が見合わない

弁護士と聞くと高収入のイメージがありますが、実態はかなり幅があります。

大手事務所であれば若手でも高い報酬を得られる一方、中小規模の事務所や独立開業したばかりの弁護士は、業務量に見合った収入を得られていないケースも多いです。

日本弁護士連合会が公表している「弁護士業務の経済的基盤に関する実態調査」によると、弁護士の収入格差は年々広がる傾向にあります。

司法制度改革以降、弁護士の数は増え続けており、以前のように「弁護士になれば自動的に高収入」という時代ではなくなりました。

業務量や精神的負荷を考えると、割に合わないと感じる方がいるのは当然です。

クライアント対応の精神的な負担が大きい

弁護士の業務では、クライアントの人生や財産に直接関わる問題を扱います。

離婚、相続、刑事事件など、感情的に激しい状況にあるクライアントと日常的に向き合う必要があり、精神的な消耗は非常に大きいです。

クライアントの要望が法的に実現困難な場合に、それをどう伝えるかという問題もあります。

納得してもらえず、感情的にぶつけられるケースも少なくありません。

自分が最善を尽くしても、結果が期待に届かなければ不満を向けられます。

他人の紛争やトラブルを常に引き受ける仕事だからこそ、「ずっとこの負荷に耐え続けられるだろうか」と不安になる方が出てくるのは自然なことです。

事務所内の人間関係やパワハラに悩まされる

弁護士事務所は少人数の組織が多く、人間関係の問題が起きたときに逃げ場が少ないという構造的な問題を抱えています。

所属弁護士が2〜3人、あるいはボス弁と自分だけという環境では、上司であるパートナー弁護士との相性が働きやすさを大きく左右します。

パワハラが問題化しにくいのも弁護士業界の特徴です。

「仕事ができてなんぼ」という成果主義の空気が強く、指導と称した高圧的な言動が見過ごされやすい土壌があります。

一般企業のようにハラスメント窓口や人事部門が整備されている事務所は少数派です。

人間関係のストレスが限界に達して退職を決意する弁護士は、実は相当数いるとされています。

司法試験に費やした時間・費用に対するリターンが小さい

弁護士になるまでの道のりは長く、費用もかさみます。

法科大学院に通えば2〜3年の学費と生活費がかかり、予備試験ルートであっても数年にわたる受験勉強が必要です。

司法試験合格後も、司法修習の期間があります。

これだけの投資をしたにもかかわらず、実際に弁護士として働いてみると「思ったほど稼げない」「やりがいも想像と違った」と感じる方がいます。

いわゆるサンクコスト(埋没費用)の問題で、「ここまでやったのだから辞められない」と自分を追い込んでしまうケースも見られます。

費やした時間やお金が大きいほど、後悔の度合いも強くなりやすいです。

弁護士の業務内容に理想とのギャップがある

「正義のために戦う」「社会的弱者を救う」というイメージで弁護士を志した方ほど、現実との落差に苦しみやすい傾向があります。

実際の弁護士業務の大部分は、書面作成や契約書のチェック、細かな事務処理です。

法廷で弁論する場面は、業務全体から見れば限られています。

また、担当する案件を自分で選べないことも多く、気が進まない案件を抱え続けることもあります。

企業間の紛争処理や債権回収など、必ずしも社会正義と直結しない業務が日常の大半を占める場合、モチベーションの維持は簡単ではありません。

「自分がやりたかったのはこういう仕事ではない」という気持ちが積み重なると、弁護士そのものを辞めたいという考えにつながります。

業界の将来性やキャリアの先行きに不安がある

弁護士業界を取り巻く環境は変化し続けています。

弁護士の人数は増加傾向にある一方で、従来型の個人法律事務所の需要は伸び悩んでいるとも言われます。

AIや契約書レビューツールの台頭で、定型的なリーガル業務が自動化される流れも進んでいます。

加えて、パートナーになれなければ昇進の道が限られるという事務所の構造上、「アソシエイトのまま年齢だけを重ねてしまうのではないか」という不安を抱える中堅弁護士は多いです。

独立を考えても、顧客獲得の見通しが立たなければ踏み切れません。

10年後、20年後の自分の姿が描けないという漠然とした不安は、日々のモチベーションにも影響を及ぼします。

弁護士はうつ病になりやすいのか

弁護士が抱えるストレスは、単なる仕事上の悩みにとどまらず、メンタルヘルスの問題に発展するケースもあります。

ここでは弁護士のうつ病リスクについて、データや構造的な要因から見ていきます。

弁護士のうつ病発症率は一般職と比べて高い

弁護士はうつ病をはじめとするメンタルヘルス不調のリスクが高い職業とされています。

アメリカ弁護士協会(ABA)とハゼルデン・ベティフォード財団が2016年に発表した調査では、弁護士の約28%がうつ病の兆候を示していたと報告されています。

日本国内でも、弁護士のメンタルヘルス問題は近年注目されるようになりました。

日本弁護士連合会は弁護士向けのメンタルヘルス相談窓口を設けており、こうした制度が用意されていること自体、問題の深刻さを裏付けています。

「弁護士は精神的にタフでなければならない」という思い込みが、不調のサインを見逃す原因になることもあります。

長時間労働と成果主義がメンタル不調を引き起こしやすい

弁護士の労働環境には、メンタルヘルスを悪化させやすい要素が複数そろっています。

長時間労働が慢性化しやすいことは先述のとおりですが、そこに成果主義のプレッシャーが加わります。

法律事務所の多くでは、ビラブルアワー(クライアントに請求可能な稼働時間)が評価の指標になります。

質の高い仕事をしているかどうかよりも、どれだけ多くの時間を案件に投入したかが重視されがちな構造は、際限なく働き続けるインセンティブを生みます。

休む暇がない、休んだら評価が下がるという状況が続けば、心身のバランスを崩すのは時間の問題です。

責任の重さと孤立感がストレスを慢性化させる

弁護士はクライアントの利益を守る義務を負っており、その責任の重さは他の職業とは質が異なります。

判断を誤れば、クライアントの人生や事業に重大な影響が及びます。

このプレッシャーが常にかかり続ける状態は、慢性的なストレスの原因になります。

さらに、弁護士は守秘義務の関係上、仕事の悩みを周囲に気軽に相談しにくいという事情もあります。

事務所内で弱みを見せにくい空気がある場合、孤立感は一層深まります。

「つらいけど誰にも言えない」という状態が続くと、ストレスは内側にたまり続け、ある日突然限界を迎えるケースもあります。

少しでも心身の不調を感じたら、弁護士会のメンタルヘルス相談窓口や、外部の専門家に早めにつながることが大切です。

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弁護士を辞めたいと感じたときにまず試すべき3つの対処法

辞めたいという気持ちが出てきたとき、いきなり退職に踏み切るのはリスクが大きいです。

まずは現状を冷静に見つめ直し、取れる選択肢を整理することから始めてみてください。

自分が何に不満を感じているのかを書き出して整理する

「辞めたい」という感情は、複数の不満が混ざり合った状態で出てくることが多いです。

まずはノートや紙に、今の仕事で嫌なこと、つらいこと、不満に感じていることを思いつくまま書き出してみてください。

書き出してみると、「弁護士という職業自体が嫌なのか」「今の事務所が合わないだけなのか」「特定の業務分野がストレスの原因なのか」といった切り分けができるようになります。

たとえば、長時間労働が最大の不満であれば、事務所を変えるだけで解決する可能性もあります。

弁護士の仕事そのものに限界を感じているなら、キャリアチェンジを本格的に考えるタイミングかもしれません。

原因がはっきりしないまま動くと、転職先でも同じ不満を抱えるリスクがあります。

業務分野や事務所を変えて弁護士としての働き方を見直す

弁護士を辞めたいと感じていても、実際には「弁護士そのものが嫌」というより「今の環境が合わない」というケースは多いです。

弁護士の働き方は、事務所の規模や取扱い分野によって大きく異なります

訴訟中心の事務所で消耗しているなら、企業法務メインの事務所に移ることでワークライフバランスが改善する可能性があります。

少人数事務所の人間関係に疲れているなら、中規模以上の事務所に移るだけで環境が変わることもあります。

また、弁護士資格を活かしたまま企業のインハウスローヤーに転身する選択肢もあります。

事務所勤務とは異なる働き方に目を向けることで、弁護士を続ける道が見えてくるかもしれません。

弁護士以外のキャリアの選択肢を調べて比較検討する

弁護士を辞めると決める前に、辞めた先にどんな選択肢があるかを調べておくことが重要です。

「辞めたい」という気持ちだけで退職すると、次のステップが定まらないまま空白期間が生まれてしまいます。

弁護士の経験やスキルを評価してくれる業界は意外と多いです。

企業法務やコンサルティング、リーガルテック企業など、弁護士資格や法的知見が強みになる転職先はいくつもあります。

年収の目安や働き方の特徴を事前に把握しておけば、今の仕事と具体的に比較できます。

転職エージェントに相談してみるのも有効です。

弁護士からの転職に詳しいエージェントであれば、自分では気づかなかった選択肢を提示してくれることもあります。

弁護士を辞めるメリットとデメリット

弁護士を辞めるかどうかの判断は、メリットとデメリットの両面を理解したうえで行う必要があります。

ここではそれぞれを具体的に整理し、弁護士登録を維持しながら別の道に進む方法についても触れます。

辞めるメリット①|長時間労働やクライアント対応のストレスから解放される

弁護士を辞める最大のメリットは、慢性的な長時間労働や、精神的に消耗するクライアント対応から離れられることです。

事務所勤務の弁護士は、案件の期日に振り回されがちで、自分のペースで仕事をコントロールしにくい状況に置かれています。

クライアントの感情的な問題に巻き込まれることも多く、「他人の問題を背負い続ける仕事」に疲弊する方は少なくありません。

転職先によっては、定時退社が当たり前の環境を手に入れられます。

精神的な余裕が生まれれば、仕事に対する向き合い方そのものが変わることもあります。

辞めるメリット②|弁護士以外の分野で新しいキャリアを築ける

弁護士を辞めることで、法律事務所の中では経験できなかった仕事に挑戦できるようになります。

ビジネスの最前線で事業を動かす側に回ったり、スタートアップで新しいサービスの立ち上げに関わったりと、キャリアの幅は一気に広がります。

弁護士としてのキャリアは、法的思考力、交渉力、文書作成力など、他業界でも通用するスキルの塊です。

弁護士を辞めたからといって、それまでの経験がゼロになるわけではありません。

むしろ、法律の専門知識とビジネスの現場経験を組み合わせることで、弁護士だけを続けていたら得られなかった市場価値を手にできる可能性があります。

辞めるデメリット①|弁護士としての社会的信用やステータスを失う

弁護士の肩書は、社会的な信用力が非常に高いです。

ローンの審査、対外的な交渉、人脈形成など、さまざまな場面で「弁護士」という肩書が有利に働いてきたことを、辞めてから実感する方は少なくありません。

また、家族や周囲の人々が「弁護士」というステータスに期待を寄せていたケースもあります。

辞めることに対して理解を得られず、精神的な負担が増す場合もあります。

ステータスの喪失は、外からの評価だけでなく、自分自身のアイデンティティにも関わる問題です。

「弁護士でなくなった自分に価値はあるのか」という不安と、転職前にしっかり向き合っておく必要があります。

辞めるデメリット②|転職先によっては年収やキャリアの安定性が下がる

弁護士からの転職は、選ぶ転職先によっては年収が大きく下がる可能性があります。

特に、法律とは直接関係のない業界や職種を選んだ場合、これまでの報酬水準を維持するのは難しいです。

また、弁護士という資格は更新制ではないものの、実務から離れる期間が長くなると、復帰が難しくなるという側面もあります。

「やっぱり弁護士に戻りたい」と思ったときに、ブランクがハードルになるリスクは頭に入れておくべきです。

キャリアの安定性という意味でも、弁護士資格を持っていれば食いっぱぐれないという安心感は、辞めた途端になくなります。

転職後のキャリアパスを具体的に描いたうえで判断してください。

弁護士登録を維持したまま別の道に進む方法もある

弁護士を「辞める」といっても、弁護士登録を抹消するかどうかは別の話です。

弁護士登録を維持したまま、企業に転職したり、別の事業を始めたりする方法もあります

たとえば、企業のインハウスローヤーとして転職する場合、弁護士登録を維持したまま企業に所属するのが一般的です。

弁護士としての肩書を保ちつつ、事務所勤務から離れることができます。

ただし、弁護士登録を維持するには弁護士会の会費を支払い続ける必要があります。

年間数十万円の費用がかかるため、その負担を許容できるかどうかも判断材料になります。

完全に弁護士を辞めるのか、登録を維持したまま働き方だけを変えるのか。

この選択は、将来の復帰可能性やコストを踏まえて慎重に検討してみてください。

弁護士のスキルを活かせるおすすめの転職先6選

弁護士としての経験やスキルは、法律事務所の外でも高く評価されます。

ここでは、弁護士からの転職先として実際に選ばれることが多い6つの分野を紹介します。

企業法務(インハウスローヤー)

弁護士からの転職先として最も多いのが、企業のインハウスローヤー(企業内弁護士)です。

日本組織内弁護士協会(JILA)の調査によると、企業内弁護士の数は年々増加しており、2024年時点で3,000人を超えています。

インハウスローヤーの最大の魅力は、ワークライフバランスの改善が期待できることです。

事務所勤務と比べて労働時間が安定しやすく、福利厚生も企業基準で整備されています。

案件の期日に追われる生活から離れたい方にとっては、有力な選択肢です。

業務内容は、契約書のレビューやコンプライアンス対応、社内法務相談などが中心です。

事業部門と密に連携しながら、ビジネスの意思決定に法的な側面から関われるため、「経営に近い場所で働きたい」という方にも向いています。

コンサルティングファーム

コンサルティングファームは、弁護士の論理的思考力やリサーチ能力を高く評価する業界です。

特に、規制対応やコンプライアンス領域のコンサルティングでは、法的知見がそのまま武器になります。

外資系の大手コンサルティングファームだけでなく、国内の法務系コンサルティング会社や、再編・M&Aのアドバイザリーファームなど、選択肢は幅広いです。

弁護士時代に培ったデューデリジェンスやリスク分析の経験は、コンサルタントとしての業務に直結します。

年収面でも、大手ファームであれば弁護士時代と同等かそれ以上のオファーが出ることもあります。

ただし、コンサルティング業界特有のハードワークに対応できるかどうかは事前に確認してください。

ベンチャー企業の役員・CLO

スタートアップやベンチャー企業では、法務の専門家を経営層に迎えたいというニーズが高まっています。

CLO(Chief Legal Officer)やジェネラルカウンセルとして、経営に直接参画するポジションです。

ベンチャー企業では、法務だけでなく事業戦略や資金調達、組織づくりにも関わることが求められます。

弁護士としての知見に加えて、ビジネス全体を見渡す力が試される環境です。

IPOを目指す企業であれば、上場準備における法務体制の構築という重要な役割も担えます。

裁量が大きく、自分の判断が事業の方向性に直結する面白さがある一方で、経営リスクを共有する覚悟は必要です。

金融・不動産業界

金融業界は、弁護士の法的知識を直接活用できる分野です。

銀行や証券会社、保険会社の法務部門、あるいはコンプライアンス部門では、弁護士経験者が重宝されています。

不動産業界でも、大規模な不動産取引や開発プロジェクトにおいて法務の知見は不可欠です。

不動産ファンドやREIT運営会社では、契約交渉やスキーム構築に関わるポジションがあります。

金融・不動産どちらの業界も、弁護士時代に金融法務や不動産関連の案件を扱っていた方であれば、即戦力として評価されやすいです。

専門性が高い分、年収水準も比較的維持しやすい傾向にあります。

IT・リーガルテック企業

テクノロジーと法律の交差点にあるリーガルテック企業は、弁護士からの転職先として近年注目されています。

契約書の自動レビューツールやリーガルリサーチのAIサービスなど、法律実務の課題をテクノロジーで解決する分野です。

こうした企業では、プロダクト開発の段階から法律の専門家が関わることが求められます。

弁護士としての実務経験は、プロダクトの精度や実用性を高めるうえで欠かせないものです。

IT業界に転身する場合、法律知識に加えてテクノロジーへの関心や基礎的なITリテラシーが求められます。

プログラミングの経験がなくても、プロダクトマネジメントやビジネスサイドで活躍する弁護士出身者は増えています。

独立開業

弁護士を辞める選択肢ばかりに目が向きがちですが、事務所勤務が合わないだけであれば独立開業も有力な道です。

自分の裁量で取扱い分野や働き方を決められるのは、独立の最大の強みです。

得意分野や興味のある分野に特化した事務所を構えれば、やりたくない案件を断る自由も手に入ります。

近年はオンライン相談やクラウドツールの普及により、初期コストを抑えて開業するハードルは下がっています。

ただし、独立すると案件の獲得も経営判断もすべて自分の責任です。

集客や事務所運営のノウハウがないまま独立すると苦労する可能性があるため、副業的に個人受任を始めてから本格的に独立するなど、段階的に進めるのが現実的です。

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まとめ

弁護士になって後悔する理由は、長時間労働、精神的な負荷、収入とのギャップ、将来への不安など多岐にわたります。

これらの悩みは個人の努力だけで解消しにくい構造的な問題を含んでいるため、「自分が弱いから」と抱え込む必要はありません。

辞めたいと感じたときは、まず不満の正体を明確にし、環境を変えることで解決できるのか、弁護士という職業そのものから離れるべきなのかを切り分けてみてください。

弁護士のスキルは法律事務所の外でも評価される場面が多く、キャリアの選択肢は思っている以上に広いです。

どの道を選ぶにしても、情報収集は早いほうが有利です。

転職エージェントへの相談や、同じ悩みを経て転職した弁護士の体験談を調べてみることが、次の一歩を踏み出すきっかけになるはずです。

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この記事の執筆者

士業チーム

LEGALS[弁護士]

弁護士の実務、転職市場に知見のある経験者に向けてお役立ちコンテンツを発信。士業チームの中でも弁護士に特化した情報発信をしています。

目次
  1. 弁護士になって後悔する7つの理由
  2. 弁護士はうつ病になりやすいのか
  3. 弁護士を辞めたいと感じたときにまず試すべき3つの対処法
  4. 弁護士を辞めるメリットとデメリット
  5. 弁護士のスキルを活かせるおすすめの転職先6選
  6. まとめ