弁護士依頼の流れ
①相談する弁護士事務所を選ぶ
まずは、「どの弁護士事務所に相談するか」を決めましょう。弁護士は分野によって得意・不得意がありますが、「企業法務弁護士ナビ」は企業法務が得意な弁護士のみが掲載されています。
■弁護士事務所の選び方
- 料金で選ぶ
- 相談方法で選ぶ(直接相談・電話相談・メール など)
- 事務所の所在地で選ぶ
- 弁護士の人柄で選ぶ
- 過去の実績で選ぶ
- 営業時間で選ぶ(土日・夜間に対応できるかどうか)
総合的にみて、自分がベストだと思える事務所が選べれば問題ありません。
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②相談する
事務所選びが済んだら、実際に相談をしていくことになります。相談の方法は主に3つです。
- 電話で相談する
- メールで相談する
- 弁護士事務所に直接足を運んで相談する
電話やメールでの相談の場合、事務所によって受け付けているところと、そうでないところがあります。事前に確認しましょう。また、相談料に関しても事務所ごとに金額が異なるので注意しましょう。有料の場合の相談料の相場は30分5,000円程度です。
相談する前に、「何を相談するか」きちんと決めておこう
漠然とした悩みはあるものの、相談者の考えが固まっていない状態では、弁護士も困ってしまうことがあります。相談に時間がかかり、料金がかさむことにもつながります。
実際に相談する前に、以下のことをまとめておきましょう。
- 弁護士に何を頼みたいのか
- 自分の現在の状況や相談にいたる経緯など
また、弁護士に相談するまでもなく、自己解決ができる場合もあります。弁護士に相談する前に一度「企業法務弁護士ナビ」内にお悩みに関するコンテンツがないかご確認ください。
■相談内容の例
- 横領を行った社員に対し、損害賠償請求をしたい
- 会社を破産させようと考えている。一連の手続きをお願いしたい
- M&Aを検討しているが、契約書のチェックをお願いしたい
③依頼する
相談が済み、依頼内容がまとまれば、弁護士が依頼内容に着手することになります。1日で済む依頼もあれば、解決まで数年かかる依頼もあるでしょう。依頼内容にもよりますが、依頼中は弁護士からの指示にしたがって行動していくことになります。
- 自らが主体となって行動しなければならない
- 弁護士からの電話やメールに応じるだけ
- 依頼をしたらあとは待つだけ
解決に向けて自分がやるべきことは何なのか、しっかり聞いておくと安心できるでしょう。また、一般的には、着手する際に着手金がかかります。料金は事務所ごとに異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。
④依頼の完了
依頼した内容が完了すれば、相談からの一連の流れは終わりになります。例えばですが、「会社設立の手続きをお願いしたい」という依頼を失敗するということはあまり考えられませんが、依頼の中には結果が出るまでどうなるかわからないものもあります。
■成否が関わる相談の例
- 会社に対しネット上で誹謗中傷している人物を特定し、損害賠償請求したい
- 解雇した従業員から訴えられた。裁判に勝って、不当解雇ではないと証明したい
上記のような内容の場合、こちらの依頼通りに弁護士が仕事を「成功」した場合、追加で成功報酬を支払う場合があります。成功報酬の金額も事務所ごとによってことなりますので、相談時に確認しておくといいでしょう。
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