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企業法務の用語集

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営業キャッシュフロー

読み: えいぎょうキャッシュフロー 

営業キャッシュフローとは、キャッシュフロー計算書の3区分のうち、企業の本業(営業活動)から生み出された現金の流入・流出を示すものです。本業の収益力を測る最も重要な指標のひとつであり、会計上の「営業利益」とは異なり、実際の現金の動きを表します。

営業キャッシュフローの算出方法

営業キャッシュフローの計算方法には2種類あります。

  • 直接法:売上による収入から仕入・人件費等の支出を直接積み上げる方法
  • 間接法:税引前当期純利益に減価償却費や運転資本の増減を加減算する方法(実務では間接法が一般的)

経営判断への活用

営業キャッシュフローがプラスであれば、本業で資金を生み出せている健全な状態です。反対にマイナスが続く場合は、利益が出ていても資金ショートのリスクが高まります。EBITDAの算出基礎としても使われ、M&Aのバリュエーションにおける重要指標です。

企業法務での実務ポイント

融資契約においては、営業キャッシュフローを基準とした財務制限条項(コベナンツ)が設けられる場合があります。M&Aの買収監査(デューデリジェンス)では、過去の営業キャッシュフローの推移を分析することで、収益の持続可能性や粉飾リスクを評価します。また、株主への説明責任の観点からも、上場企業はキャッシュフロー計算書の適正開示が求められます。

関連法令

会社法、金融商品取引法、企業会計基準第7号

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