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提携仲介契約

読み: ていけいちゅうかいけいやく 

提携仲介契約とは、M&Aや業務提携の成立を目的として、仲介業者(M&A仲介会社・FAなど)が売り手と買い手の双方またはいずれか一方との間で締結する業務委託契約の一形態です。仲介業者の業務範囲・報酬条件・秘密保持義務・専属性・契約期間等を規定します。

提携仲介契約の主な記載事項

  • 業務範囲:相手先企業の探索・交渉支援・条件調整・書類作成補助など
  • 報酬体系:着手金・月額リテイナー・成功報酬(サクセスフィー)の金額・算定方式
  • 専属性の有無:他の仲介業者との並行依頼を禁止する「専属条項」の有無
  • 秘密保持:交渉過程で知り得た情報の守秘義務
  • 契約期間・解除条件:契約有効期間と中途解除の条件
  • テール期間:契約終了後も成功報酬が発生する期間(通常6〜12ヶ月)

仲介型とFA(アドバイザリー)型の違い

仲介型では仲介業者が売り手・買い手双方と契約し、中立的に取引を仲介します。FA型では、売り手または買い手のいずれか一方のみの代理人として機能します。利益相反の観点からFA型が好ましいとされる場合もあります。

企業法務での実務ポイント

提携仲介契約においては、「テール期間条項」(契約終了後一定期間内に取引が成立した場合にも成功報酬が発生する規定)と「専属条項」の有無・範囲が特に重要です。弁護士は契約締結前にこれらの条項を精査し、依頼者にとって不利益な条件がないか確認する必要があります。

関連法令

民法(委任・準委任)、金融商品取引法

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