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プロラタ方式

読み: プロラタほうしき 

プロラタ方式(Pro-Rata方式)とは、複数の金融機関に対して返済を行う際に、各金融機関の融資残高(債権額)の比率に応じて返済額を按分配分する方式のことです。「プロラタ(Pro Rata)」はラテン語で「比率に応じて」を意味します。事業再生局面でのリスケジュール交渉において広く用いられています。

プロラタ方式が使われる場面

  • 複数行融資(シンジケートローン・協調融資)の元本返済
  • 中小企業が資金繰り悪化によりリスケジュールを要請する際の返済計画設計
  • 私的整理・事業再生ADRにおける債務整理スキームの構築

プロラタ方式のメリット

各金融機関への返済が残高比率に比例するため、「なぜ自行だけ不利な扱いを受けるのか」という不公平感が生じにくく、全行の合意形成が容易になります。金融機関間の信頼関係を維持しながら返済計画を実行できる点が最大のメリットです。

企業法務での実務ポイント

プロラタ方式での返済計画を金融機関に提案する際には、各行の融資残高・担保条件・保証条件を正確に把握した上で、公平な按分計算を示す必要があります。弁護士は返済計画書の法的整合性確認、金融機関との交渉、担保権の処理、保証契約の調整において支援を行います。

関連法令

民法(債権)、銀行法、私的整理ガイドライン、事業再生ADR手続規則

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