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企業法務の用語集

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赤字経営

読み: あかじけいえい 

赤字経営とは、企業の収入(売上高等)が支出(原価・費用等)を下回り、利益がマイナスになっている状態を指します。会計上は損益計算書で「当期純損失」として表示されます。短期的な赤字と構造的・慢性的な赤字では、経営上の対応策や法的な取り扱いが異なります。

赤字の種類

  • 営業損失:本業の収支がマイナス(最も深刻なシグナル)
  • 経常損失:本業+財務活動(支払利息等)の収支がマイナス
  • 当期純損失:特別損失(災害・資産売却損等)も含めた最終的なマイナス

赤字経営が続いた場合の法的リスク

  • 債務超過:累積損失が自己資本を超えると貸借対照表上の債務超過になる
  • 取締役の善管注意義務違反:赤字を放置し損失を拡大させた場合、経営陣が責任を問われる
  • 金融機関との関係:融資契約のコベナンツ(財務制限条項)違反のリスク
  • 倒産リスク:継続的な赤字・資金ショートにより民事再生・会社更生・破産手続きが必要になる可能性

赤字経営への対応策

赤字が発覚した段階で、①原因分析(一時的か構造的か)、②金融機関への早期相談(条件変更・追加融資)、③認定支援機関・弁護士への相談、④経営改善計画の策定を行うことが重要です。早期対応ほど事業再生の可能性が高まります。

企業法務での実務ポイント

赤字経営・債務超過の会社の取締役には、損失の拡大防止義務・債権者への誠実対応義務が課されます。弁護士は事業再生スキームの選択(私的整理・法的整理)・金融機関交渉・取締役の責任回避・倒産手続きの選択において専門的サポートを提供します。

関連法令

会社法、民事再生法、会社更生法、破産法

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