弁護士とマッチングできます
企業法務弁護士ナビでは完全非公開で相談可能です。貴社の課題に最適解を持つ弁護士、最大5名とマッチングできます。
企業法務の用語集
赤字経営とは、一定期間の収益より費用が多く、損益計算書上の利益がマイナスになっている経営状態です。ただし、赤字決算になっただけで直ちに会社が倒産するわけではありません。事業を続けられるかどうかは、手元資金や借入余力、今後の資金繰りによって決まります。
会社の赤字は、どの利益段階で損失が出ているかによって意味が変わります。本業の採算を見る営業損益が赤字なら、売上総利益や固定費の構造を早急に見直す必要があります。一方、設備の売却損など一時的な特別損失によって最終赤字になった場合は、本業まで不振とは限りません。
赤字は一定期間の経営成績を示す損益の概念です。これに対し、資金ショートは支払日に必要な現金を用意できない状態、債務超過は負債が資産を上回る状態を指します。黒字でも売掛金の回収が遅れれば資金ショートは起こり得ます。反対に、赤字でも十分な現預金や資金調達余力があれば、当面の事業継続は可能です。
慢性的な赤字を放置すると、自己資本が減少し、融資審査や取引条件に影響します。借入契約に財務制限条項がある会社では、赤字や債務超過が期限の利益喪失などの条件に触れないかも確認が必要です。資金繰りが悪化した段階では、仕入代金や賃金、税金・社会保険料の支払いにも影響が及びます。
取締役には善管注意義務と忠実義務があります。経営不振だけで直ちに責任を負うわけではありませんが、資金状況を把握せず損失を拡大させたり、特定の関係者だけを不当に優遇したりすると、責任を問われる可能性があります。
中小企業活性化協議会では、収益力改善や事業再生、再チャレンジに関する相談を受け付けています。早期に専門家へ相談すれば、事業を残すための選択肢を検討しやすくなります。
過去の利益による現預金、借入金、増資などで支払いを続けられるためです。ただし、資金流出が続けばいずれ限界が来るため、損益だけでなく資金繰りを確認しなければなりません。
所得に連動する法人税等が発生しない場合でも、法人住民税の均等割や消費税、固定資産税などが生じることがあります。税目ごとの扱いは会社の状況によって異なるため、税理士に確認してください。
借入金の返済や取引先への支払いが難しくなる見込みが出た時点が目安です。支払不能になってからでは選べる再建策が減るため、資金繰り表で不足が見えた段階で相談したほうが安全です。
【関連記事】