用語集

企業法務の用語集

お気に入り追加

リファイナンス

読み: りふぁいなんす 

リファイナンス(Refinance)とは、現在抱えている借入金・社債・ローンなどの既存債務を、新たな金融商品や融資に切り替えることで、返済条件・金利・期間などを変更する行為のことです。企業においては財務改善の重要な手段の一つです。

リファイナンスの主な目的

  • 金利負担の軽減:市場金利が低下した局面や、信用力改善後に低金利融資に切り替えることで支払利息を削減する
  • 返済期間の延長(リスケジューリング):短期借入を長期借入に転換し、毎月の返済負担を軽減する
  • 担保・保証の見直し:担保条件を交渉し直すことで、新規事業への資産活用余地を広げる
  • 資金調達の多様化:銀行融資から社債・シンジケートローン・ABLなどに切り替えてリスク分散を図る

事業再生局面でのリファイナンス

経営危機に陥った企業が民事再生や私的整理を経た後、再建計画の履行を確保するためにリファイナンスを実施するケースがあります。この場合、メインバンクや事業再生ファンドが新規融資を提供し、既存の不良債権を整理する形が典型的です。

企業法務での実務ポイント

リファイナンス実施時は、既存融資契約の期限前返済条項・違約金条項を事前に確認する必要があります。シンジケートローンのリファイナンスでは、複数行との同意取得が必要なため、エージェント銀行との調整が重要です。また、担保権の移転・変更登記手続き(不動産担保・動産担保)も法務部門が主導する場合があります。財務制限条項(コベナンツ)の見直しも交渉事項として検討してください。

関連法令

民法(債権譲渡・担保設定)、不動産登記法、動産及び債権の譲渡の対抗要件に関する民法の特例等に関する法律

関連用語集

貴社の課題解決に最適な
弁護士とマッチングできます
契約書の作成・レビュー、機密性の高いコンフィデンシャル案件、M&A/事業承継など、経営者同士でも話せない案件も、
企業法務弁護士ナビでは完全非公開で相談可能です。貴社の課題に最適解を持つ弁護士、最大5名とマッチングできます。
弁護士の方はこちら