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企業法務の用語集
ターンアラウンドマネージャー(Turnaround Manager、略称:TAM)とは、財務悪化や経営危機に直面した企業において、事業の立て直し(ターンアラウンド)を短期間で実現するための専門家です。「企業再生請負人」とも呼ばれます。
TAMは、単なるコンサルタントではなく、経営の実務に深く入り込み、意思決定から実行まで一体で担います。主な役割は以下のとおりです。
日本では、一般社団法人事業再生実務家協会(JATP)が「認定事業再生士(CTP)」の資格認定を行っており、ターンアラウンドマネージャーとしての専門性を客観的に証明する指標となっています。CTP取得者は財務・法律・経営全般の知識と実務経験が求められます。
TAMを外部から招聘する場合、契約形態(委任・準委任・雇用)の選択と報酬設計が重要です。また、TAMが経営判断を行う際の権限範囲を明確にし、取締役会・株主総会との関係を整理しておく必要があります。法的手続きを伴う再生の場合は、弁護士との役割分担も事前に定めておくことが不可欠です。