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企業法務の用語集
DDS(Debt Debt Swap:デット・デット・スワップ)とは、金融機関が保有する通常の融資債権(シニアローン)を、弁済の優先順位が低い劣後ローン(サブオーディネート・ローン)に転換する金融手法です。金融庁のガイドラインにより「擬似資本」として取り扱われることで、企業の財務体質改善に寄与します。
DDSでは、通常の融資を劣後ローンに転換することで以下の効果が生まれます。
DDSを実施する際は、劣後ローン契約の法的設計が重要です。劣後条件(弁済順位・期限・利率)を契約書に明確に定め、シニア債権者との間の「劣後合意」の有効性を確保します。複数の金融機関が関与する場合は、各行との合意を取り付けるための調整に時間がかかるため、早期の着手が必要です。また、金融庁検査マニュアル・中小企業再生支援協議会のガイドラインにおけるDDSの取り扱い(擬似資本認定の要件)を事前に確認することが重要です。
民法(債権の変更・準消費貸借)、金融庁「中小企業等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律」関連ガイドライン