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選択と集中

読み: せんたくとしゅうちゅう 

選択と集中とは、複数の事業を展開する企業が、競争優位のある特定のコア事業を「選択」してそこへ経営資源を「集中」投下し、全体の競争力・収益性を高める経営戦略です。GEのジャック・ウェルチが実践したことで世界的に広まりました。

実施手法

  • コア事業への集中:M&Aによる同業・周辺事業の取得、R&D投資の集中、設備投資の優先配分
  • ノンコア事業の切り離し:事業譲渡・会社分割によるカーブアウト、子会社売却(株式譲渡)

「選択と集中」の見直し傾向

2020年代以降、サプライチェーン分断・地政学リスク・脱炭素対応等の影響で、過度な「選択と集中」のリスクが認識されるようになり、事業ポートフォリオの多様化・レジリエンスを重視する動きも出ています。

企業法務での実務ポイント

  • ノンコア事業の売却では、事業譲渡・会社分割・株式譲渡それぞれのスキームのメリット・デメリット(税務・従業員・取引先対応)を比較検討する
  • カーブアウトM&Aでは、分離後のサービスレベルアグリーメント(TSA:過渡期サービス契約)の設計が重要
  • 独占禁止法上の企業結合審査(取得側・売却側双方)への対応が必要となる場合がある

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