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企業法務の用語集
合併とは、2つ以上の会社が法律上の手続きによって1つの会社に統合される組織再編手法です(会社法第2条27号・28号)。合併では、消滅会社の権利義務(資産・負債・契約・従業員等)が包括的に存続会社または新設会社に承継されます。M&Aの最終的な統合形態として、またグループ内の組織効率化の手段として活用されます。
一定の要件(支配関係・従業者引継・事業継続等)を満たす合併は適格合併として、含み益への課税なし・繰越欠損金の引継ぎ等の税制上の優遇を受けられます。適格要件の充足は合併スキーム設計の重要な検討事項です。
吸収合併後ののれん処理(J-GAAP下での償却)・退職給付債務の引継ぎ・労働条件の統一・就業規則の整備が主要なPMI課題です。独占禁止法上、合併によって市場における競争を実質的に制限する場合には公正取引委員会への事前届出・審査が必要です。