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持株会社

読み: もちかぶがいしゃ 

持株会社(ホールディングス)とは、他の会社の株式を保有することでその会社の事業活動を支配・管理することを目的とする会社です。自ら事業を行う「事業持株会社」と、株式保有のみを行う「純粋持株会社」に分類されます。

持株会社の主な種類

  • 純粋持株会社:自身は事業を行わず、グループ会社の株式保有と経営管理に特化
  • 事業持株会社:自身でも事業を行いながら、子会社の株式を保有・管理

ホールディングス化のメリット

  • 経営の分権化:持株会社が全体戦略を担い、各子会社が事業執行に集中できる
  • M&Aの容易化:事業ごとに法人格を分離しているため、売却・買収がしやすい
  • 事業承継の活用:後継者を子会社社長に就任させながら、現経営者が持株会社で影響力を維持できる
  • グループ通算制度の活用:2022年度税制改正で導入されたグループ通算制度により、グループ全体で損益通算が可能(2024年時点で約1.9万社が適用)

企業法務での実務ポイント

独占禁止法第10条により、他の国内会社の株式を取得・保有する会社は一定規模を超える場合に公正取引委員会への届出が必要です。また、金融商品取引法上の「親会社」(議決権50%超保有)に該当する場合は、連結開示義務やグループ内部統制の整備が求められます。2025年以降は東証のガバナンス改革の流れを受け、グループ全体でのコーポレートガバナンス強化が求められる傾向にあります。

関連法令

  • 会社法第2条(子会社・親会社の定義)
  • 独占禁止法第10条(株式保有規制)
  • 金融商品取引法(開示規制)

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