用語集

企業法務の用語集

お気に入り追加

時価純資産

読み: じかじゅんしさん 

時価純資産とは、企業の貸借対照表(B/S)上の資産・負債を、取得原価(簿価)ではなく現時点の市場価格(時価)で評価し直した場合に算出される純資産のことです。「実質純資産」とも呼ばれます。

時価純資産の計算方法

時価純資産 = 時価評価後の資産合計 ー 時価評価後の負債合計

主な時価修正項目としては、不動産(土地・建物)の含み損益、有価証券の評価差額、退職給付債務の調整などがあります。

簿価純資産との違い

  • 簿価純資産:帳簿上の数値のみ。取得時の価格をベースとするため、実態と乖離しやすい
  • 時価純資産:資産・負債を現時点の価値で評価。実態に即した企業の正味価値を把握できる

企業法務での実務ポイント

  • M&Aの株式価値評価において、コストアプローチの出発点として時価純資産が用いられる
  • 不動産の含み益が大きい製造業・不動産業では、簿価と大きく乖離することが多い
  • 中小企業のM&Aでは「時価純資産+営業権(のれん)」の年買法が実務上よく使われる
  • デューデリジェンス(DD)において、時価修正が必要な資産・負債の洗い出しが重要な作業となる

関連用語集

貴社の課題解決に最適な
弁護士とマッチングできます
契約書の作成・レビュー、機密性の高いコンフィデンシャル案件、M&A/事業承継など、経営者同士でも話せない案件も、
企業法務弁護士ナビでは完全非公開で相談可能です。貴社の課題に最適解を持つ弁護士、最大5名とマッチングできます。
弁護士の方はこちら