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B/S

読み: ばらんす・しーと 

B/S(Balance Sheet:貸借対照表)とは、ある特定の時点(決算日)における企業の財政状態を示す財務諸表です。「資産 = 負債 + 純資産」という恒等式が成立し、左右がバランスすることから「バランスシート」とも呼ばれます。

B/Sの基本構造

  • 資産の部(左側・借方):流動資産(現金・売掛金・在庫等)+ 固定資産(有形固定資産・無形固定資産・投資等)
  • 負債の部(右側上段):流動負債(買掛金・短期借入金等)+ 固定負債(長期借入金・社債等)
  • 純資産の部(右側下段):資本金+資本剰余金+利益剰余金等

M&AにおけるB/Sの活用

  • 純資産法・時価純資産法による企業価値評価の出発点
  • 財務DDにおける潜在債務・簿外債務の洗い出し
  • 買収後の財務インパクト(のれん計上・のれん償却)の試算
  • クロージング時の価格調整メカニズムの基準

企業法務での実務ポイント

  • 表明保証条項において「財務諸表が一般に公正妥当と認められる会計基準に準拠し適正に作成されている」旨の保証は必須項目の一つ
  • 簿外債務(偶発債務・未払残業代・退職給付債務等)はB/Sに表れないため、DDで別途調査が必要
  • 中小企業では税務申告ベースの計算書類と実態との乖離が大きいケースがあり、DDでの正規化が重要

関連法令

  • 会社法第435条(計算書類の作成)
  • 会社計算規則第72条〜(貸借対照表)

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