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連結

読み: れんけつ 

連結とは、親会社が子会社・関連会社等を含む企業グループ全体を一つの企業とみなして財務諸表(連結財務諸表)を作成・開示することです。連結財務諸表は連結貸借対照表・連結損益計算書・連結包括利益計算書・連結株主資本等変動計算書・連結キャッシュフロー計算書から構成されます。

連結の範囲

  • 連結子会社:親会社が議決権の過半数(50%超)を保有する等、実質的に支配している会社。原則としてすべてを連結対象とする
  • 持分法適用会社:議決権の20〜50%を保有し重要な影響力を持つ関連会社。連結ではなく持分法で処理

連結と単体の違い

  • 単体(個別)財務諸表:親会社単体の財政状態・業績を表示
  • 連結財務諸表:グループ全体の財政状態・業績を表示。グループ内取引(内部取引)は相殺消去される

グループ通算制度との関係

2022年度税制改正で連結納税制度から「グループ通算制度」に移行しました。完全支配関係にある法人間で損益通算が可能です(2024年時点で約1.9万社が適用)。

企業法務での実務ポイント

  • M&Aで子会社を取得・売却すると連結財務諸表に重大な影響を及ぼすため、取引前に財務影響試算(のれん計上額・EPS希薄化等)を行う
  • 子会社管理体制(内部統制・コンプライアンス)は連結財務諸表の信頼性に直結するため、グループガバナンスの整備が重要

関連法令

  • 金融商品取引法第193条(連結財務諸表の作成・開示義務)
  • 企業会計基準第22号(連結財務諸表に関する会計基準)

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