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企業法務の用語集
FA(Financial Adviser:フィナンシャルアドバイザー)とは、M&Aプロセスにおいて、売り手または買い手の一方に専属で立ち、案件全般にわたる財務・戦略・交渉に関する助言を行う専門家・機関のことです。投資銀行、証券会社のM&A部門、独立系アドバイザリー会社などが担います。
日本のM&A市場では「仲介型」(売り手・買い手の双方から手数料を受領)と「FA型」(一方の当事者のみを代理)が混在しています。FA型は利益相反が生じにくい反面、手数料が高くなる傾向があります。大型案件・上場企業案件では通常FA型が採用されます。
FA選定は案件の成否を左右します。業界知見・ネットワーク・交渉力・レピュテーションを基準に選定することが重要です。FA起用時にはエンゲージメントレター(委任契約書)で業務範囲・報酬体系・守秘義務・利益相反防止策を明確化します。