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M&A

読み: えむあんどえー 

M&A(Mergers and Acquisitions:合併・買収)とは、企業同士の合併(Merger)や企業の買収(Acquisition)を総称する言葉です。広義には、株式譲渡・事業譲渡・会社分割・合併・資本業務提携・TOB(株式公開買い付け)なども含みます。企業の成長戦略、競争力強化、後継者問題の解決手段として、日本でも年間4,000〜5,000件規模で実施されています。

M&Aの主な手法

  • 株式譲渡:オーナーが保有株式を第三者に譲渡。中小企業のM&Aで最も一般的な手法。
  • 事業譲渡:事業の全部または一部を契約で移転。負債・リスクを選別できる。
  • 合併(吸収合併・新設合併):複数の会社を1つに統合。
  • 会社分割(吸収分割・新設分割):事業の一部を切り出して別会社に承継。
  • TOB(株式公開買い付け):上場企業の株式を市場外で大量取得。
  • MBO・LBO:経営陣や外部投資家が借入を活用して買収。

M&Aの目的・動機

  • 事業規模の拡大・シェア獲得(水平統合)
  • サプライチェーンの強化(垂直統合)
  • 新規事業・技術・人材の獲得
  • 後継者不在の中小企業における事業承継の手段
  • ノンコア事業の売却・事業ポートフォリオの最適化

M&Aプロセスの概要

一般的なM&Aプロセスは、①戦略策定・相手探索 → ②秘密保持契約(NDA)締結 → ③トップ面談・LOI締結 → ④デューデリジェンス(DD) → ⑤最終交渉・DA(最終契約)締結 → ⑥クロージング → ⑦PMI(統合後プロセス)の流れで進みます。

法務上の主要な規制

  • 独占禁止法:競争制限的な企業結合は公正取引委員会への事前届出・審査が必要です。
  • 金融商品取引法:上場企業へのTOBには公開買付規制が適用されます。
  • 会社法:合併・会社分割・事業譲渡等に関する手続き規定があります。
  • 外為法:外国投資家による対内直接投資には事前届出が必要な業種があります(安保・半導体等は2024年以降規制強化)。

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