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マネージメントインタビュー

読み: まねーじめんといんたびゅー 

マネジメントインタビュー(Management Interview:MI)とは、M&AのデューデリジェンスプロセスにおいてVDR(バーチャルデータルーム)の書面調査を補完するため、買い手側のチームが対象会社の経営陣(CEO・CFO・COO・事業部門長・法務担当等)に直接インタビューを実施し、事業戦略・財務状況・組織・競合環境・リスクに関する定性情報を収集・確認するプロセスです。

マネジメントインタビューの主な目的

  • 事業理解の深化:書面だけでは把握できない事業モデルの実態・競争優位の源泉・将来見通しの根拠を確認
  • 経営陣の評価:PMI後も継続する経営陣の質・コミットメント・ビジョンの確認
  • リスクの把握:開示資料に記載されていないリスク・簿外事項の存在確認
  • 事業計画の検証:売り手が提示した事業計画の前提条件・達成可能性の確認

インタビューの構成

通常、対象会社の主要幹部ごとにセッションが設けられます。

  • CEOセッション:事業戦略・競合環境・M&Aの背景と売却理由・PMIへの期待
  • CFOセッション:財務状況・資金繰り・会計方針・予実乖離の原因
  • 事業部門長セッション:顧客・製品・競合・KPI・課題
  • 法務・コンプライアンスセッション:訴訟・許認可・契約上のリスク

実務上のポイント

マネジメントインタビューは、単なる情報収集にとどまらず、経営陣の人柄・誠実性・PMIへの協力姿勢を評価する重要な場です。事前に質問リストを準備し、VDRの資料分析で生じた疑問点を効率的に確認することが重要です。インタビューで得た情報は議事録として記録し、最終契約の表明保証・特別補償条項の根拠資料として活用します。また、売り手が特定のトピックを回避・曖昧にする場合は、リスクのシグナルとして注意が必要です。

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