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企業法務の用語集
のれん(Goodwill)とは、企業の買収・合併において、買収価格が被買収企業の純資産(時価)を上回った場合の差額のことです。超過収益力とも呼ばれ、ブランド力・顧客基盤・人的資本・技術力・立地条件など、貸借対照表には計上されない無形の価値を金額で表したものです。
のれんの会計処理は、適用する会計基準によって異なります。
のれんは買収価格の妥当性を判断する重要な指標であり、高額ののれんは「買収価格が高すぎた」リスクを示します。PMI(統合後プロセス)がうまくいかず、のれんの減損処理が発生すると、大幅な特別損失が計上される場合があります。デューデリジェンスの段階でのれんの規模と根拠を精査することが重要です。
2024年以降、日本でもIFRS採用企業が増加しており、のれんの減損テストの精度向上が求められています。グループ会社管理の観点からも、子会社単位でののれん管理体制の整備が課題です。