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ストライクプライス

ストライクプライス(Strike Price)とは、IPOのブックビルディング(需要申告)において「仮条件の上限価格以上のどの価格で決定しても購入する」と意思表示するための申告方法です。具体的な価格を指定せず最終的な公開価格での購入を約束する点が特徴です。

ブックビルディングにおける申告方法の種類

  • 指値申告:購入希望価格の上限を具体的に指定する方法(例:1,500円以下なら購入)
  • ストライクプライス申告:価格条件を問わず購入する意思を示す方法(最も積極的な申告)

ストライクプライスのメリットと注意点

ストライクプライスで申告すると当選確率が高まると言われています(証券会社によっては優先配分の対象となる)。ただし仮条件の価格帯が変更された場合、変更前の条件でのストライクプライス申告は自動的に有効とはならず、改めて訂正申告が必要です。

オプション取引でのストライクプライス

金融派生商品(デリバティブ)の文脈では、ストライクプライスはオプションの権利行使価格を意味します。コールオプションなら「この価格で買う権利」、プットオプションなら「この価格で売る権利」の行使価格を指します。

企業法務での実務ポイント

新株予約権(ストックオプション)の設計において行使価格(ストライクプライス)の設定は税務上の適格要件に影響します。税制適格ストックオプションでは付与時の時価以上の行使価格を設定することが要件の一つです。

関連法令

租税特別措置法第29条の2(特定の取締役等が受ける新株予約権の行使による株式の取得に係る経済的利益の非課税)

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