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企業法務の用語集
ブックビルディング(Book Building)とは、株式の新規公開(IPO)や公募増資において機関投資家・個人投資家から需要申告を集め、その結果をもとに公開価格を決定する方式です。日本では1997年以降、入札方式に代わって主流となっています。
日本では公開価格が初値を大幅に下回るケース(公募割れ)はまれで、むしろ公開価格より初値が高くなるケースが多く、公開価格の「過度な値ごろ感」の問題が指摘されていました。東証は2023年以降、公開価格決定の柔軟化(仮条件の算定根拠の開示強化等)に向けた制度改正を推進しています。
ブックビルディング期間中は重要事実の公表・インサイダー取引規制への対応が特に重要です。ロードショーでの発言内容が有価証券届出書の記載と齟齬をきたさないよう、法務担当者によるスクリプト確認が必要です。
金融商品取引法第4条(有価証券の募集・売出しの届出)、証券会社の株券等の引受け等に関する規則