用語集

企業法務の用語集

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VC

読み: ぶいしー 

VC(Venture Capital/ベンチャーキャピタル)とは、高い成長可能性を持つ未上場のスタートアップ・ベンチャー企業に対して投資を行い、IPOやM&Aによるエグジットでキャピタルゲインを獲得する投資会社・投資ファンドです。

VCの投資段階(ラウンド)

  • シード:事業アイデア・MVP段階への初期投資(数百万〜数千万円規模)
  • シリーズA:事業モデル確立後、グロースフェーズへの投資(数千万〜数億円)
  • シリーズB〜D:スケール・事業拡大フェーズ(数億〜数十億円)
  • レイターステージ:IPO直前の大型調達(数十億〜数百億円)

VCによる支援内容

資金提供にとどまらず、経営戦略の助言・採用支援・顧客・パートナー紹介・次回調達支援・IPO準備のメンタリングなど、ハンズオン支援を行うVCも多いです。

企業法務での実務ポイント

VC投資受け入れにあたっては株主間契約(SHA)・優先株式の条件(清算優先権・希薄化防止条項・みなし清算条項等)・情報開示義務・取締役会へのオブザーバー参加権等の交渉が重要です。IPO時にはVCとの株主間契約上のロックアップ条項・ドラッグアロング(強制売却権)の処理が必要になります。

関連法令

金融商品取引法(ファンド組成・運用の登録要件)、投資事業有限責任組合契約に関する法律

VCとIPOのエグジット戦略

VCにとってIPOは最大のエグジット手段です。IPO後はロックアップ期間(通常180日)の経過後に段階的に株式を売却します。法務上は、ロックアップ合意・売却の適時開示(大量保有報告書の提出)・インサイダー取引規制の遵守が重要な管理事項となります。IPO前には、VCとの株主間契約(SHAの解消・ドラッグアロング条項の処理)を適切に整理することが上場審査の前提条件となります。

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