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企業法務の用語集

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エグジット

読み: えぐじっと 

エグジット(Exit)とは、起業家・投資家が投資した企業の株式を売却してリターンを回収する「出口戦略」のことです。スタートアップ・エコシステムにおいて、VC(ベンチャーキャピタル)や創業者がどのようにリターンを得るかを示す概念です。

エグジットの主な手段

  • IPO(新規株式公開):株式市場への上場により保有株式を流通可能にする。最大規模のリターンを狙えるが審査・準備期間が長い
  • M&A(企業買収・合併):他社に企業を売却または合併することで対価を得る。IPOより迅速なエグジットが可能
  • MBO(マネジメント・バイアウト):経営陣が外部投資家から株式を買い取る形でのエグジット
  • セカンダリー売却:上場前に他のPE・VCや個人投資家に株式を売却する

VC・投資家にとってのエグジット戦略

VCファンドには存続期間(通常10年)があるため、ポートフォリオ企業のエグジットを計画的に進める必要があります。IPOエグジットは最大リターンが期待できる一方、M&Aエグジットは確実性が高く時間軸も短い特徴があります。

企業法務での実務ポイント

エグジットに向けては、株主間契約上のタグアロング権(共同売却請求権)・ドラッグアロング権(強制売却請求権)・先買権(優先購入権)等の条項が実務上重要です。M&Aエグジットでは表明保証・補償条項の設計が、IPOエグジットでは上場審査に向けた企業統治体制の整備が主要な法務課題となります。

関連法令

会社法(株式の譲渡制限・種類株式)、金融商品取引法(IPO・M&A規制)

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