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訂正目論見書

読み: ていせいもくろみしょ 

訂正目論見書とは、有価証券届出書の効力発生前または効力発生後において、目論見書の記載内容を訂正・補充するために投資家に交付される書類のことです。IPOにおいては、ブックビルディングを経て公開価格が確定した際に、仮目論見書(想定発行価格で記載)の内容を訂正するために作成・交付されます。

目論見書の種類と訂正目論見書の位置づけ

  • 仮目論見書:ブックビルディング前(公開価格確定前)に想定発行価格を記載して作成・交付される
  • 訂正目論見書:ブックビルディング後に公開価格・配分数量等が確定した際に作成・交付される
  • 目論見書(最終版):訂正後の確定情報を反映した完全版

訂正目論見書の主な作成・交付タイミング

  • ブックビルディングにより公開価格が決定したとき
  • 想定発行価格と仮条件が大幅に乖離したとき
  • 発行条件・株式数等に変更が生じたとき

目論見書の電子交付

2023年の金融商品取引法改正により、目論見書の電子交付(デジタル交付)が原則化される方向で整備が進んでいます。投資家の同意に基づき、紙の目論見書に代えてウェブサイト閲覧や電子メール送付による交付が認められています。

企業法務での実務ポイント

訂正目論見書は有価証券届出書の訂正届出書と連動して作成する必要があります。公開価格確定から上場までの短期間内に正確な内容で作成・交付する必要があるため、主幹事証券会社・法律事務所・印刷会社との緊密な連携体制が求められます。

関連法令

金融商品取引法第13条(目論見書の記載事項・交付義務)、同法第24条の2(訂正届出書)

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