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未公開株

読み: みこうかいかぶ 

未公開株(Private Stock/Unlisted Stock)とは、証券取引所に上場していない企業が発行している株式のことです。上場株式と異なり市場で自由に売買することができず、原則として譲渡制限が課せられています。

未公開株の特徴

  • 流動性が低い:取引所市場がなく、売却相手を個別に探す必要がある
  • 情報の非対称性が大きい:上場企業のような開示義務がなく、財務情報の入手が困難
  • 価格形成が不透明:市場価格がなく、相対交渉や専門機関の評価による
  • 高リターン・高リスク:IPOやM&Aによるエグジット時に大きなリターンを得られる可能性がある一方、全損リスクもある

未公開株の取引方法

  • VC・PE投資:ベンチャーキャピタルや私募ファンドを通じた機関的な投資
  • エンジェル投資:個人投資家による直接出資
  • クラウドファンディング(株式型):金融商品取引業者を通じた小口の未公開株投資
  • セカンダリー取引:既存株主から未公開株を取得する取引

未公開株詐欺に注意

「上場前に今だけ購入できる」「確実に値上がりする」等の勧誘による未公開株詐欺が多発しています。金融商品取引業者以外(無登録業者)からの未公開株の勧誘には応じないことが重要です。

企業法務での実務ポイント

未公開株の譲渡には、定款の株式譲渡制限規定に基づく取締役会(または株主総会)の承認が必要です(会社法第136条)。株主間契約(SHA)の先買権・タグアロング条項等も確認が必要です。

関連法令

会社法第136条(株式の譲渡の承認等)、金融商品取引法第2条第3項(有価証券の募集)

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